FILOSOPHIE

Vol.10

FILOSOPHIE Vol.10「新しい日常に生まれた、フランスの新習慣。」

新しい日常に生まれた、
フランスの新習慣。

この夏、フランスでは「Pass sanitaire(パスサニテール)」という新しい習慣が生まれました。Pass sanitaireは日本語にすると「衛生パスポート」。カフェやレストラン、百貨店や美術館などの大型施設に入る際に提示を求められる証明書で、ワクチン証明書、72時間以内のPCRテストの陰性証明、または過去11日から6ヶ月以内のコロナ感染証明が認められています。
ちなみにパスサニテールに必要なPCRテストは、街の薬局で誰でも簡単に受けることができます。予約なども要らず、15分程度で結果が出るため、証明書が必要な予定(ディナーの約束をしたい時や、劇場に行く日など)の直前に立ち寄ることも可能です。

Vol.10「新しい日常に生まれた、フランスの新習慣。」
Vol.10「新しい日常に生まれた、フランスの新習慣。」

パスサニテールの不提示や、施設側が確認を怠った場合にも罰金が科せられるため、お店や施設の入口でパスサニテールを提示することはあっという間に日常の一部になりました。ワクチンやPCRの結果などはすべて、保険証番号と連動したスマートフォン上のアプリにQRコードで保存することができます。ワクチンの摂取が広まると同時にこのシステムが導入され、提示も確認も非常にスムーズに行われているように思います。

Vol.10「新しい日常に生まれた、フランスの新習慣。」
Vol.10「新しい日常に生まれた、フランスの新習慣。」

ただ、現時点では18歳(フランスの成人)以上がこの証明書提示の対象ですが、新学期を迎える9月の終わりからは12歳以上に引き下げられる予定です。フランス政府は、ワクチンの接種率をさらに上げる政策として、パスサニテールの提示と、この秋からはPCRを有料化すると発表しています。ワクチンの摂取をためらう人達にとって、3日に一度のPCRテストはすでに煩わしいものですが、それが有料化するとなると間接的にワクチン摂取する以外に 制限のない日常生活を送れなくなってくるということです。ワクチンの摂取が義務化されることに対して、フランス中で毎週のように大規模な反対デモが起きています。何においても個人を重んじるフランス人にとって、何かを選択する、もしくは選択しない、どちらも“自由に選ぶ権利があるんだ”という確固たる意志を、こういう場面で強く感じます。

Vol.10「新しい日常に生まれた、フランスの新習慣。」

先日も近所の薬局で、ワクチン摂取後にコロナ感染しているケースが増えていると聞きました。日本も感染者が増加し、不安な中で新学期を迎える方も多いかと思います。心身ともにできる限りすこやかに日々を送れるようにしたいですね。そして子どもたちに早く安心して過ごせる日常が戻りますように!

Text:Seiko itoh


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