
新入園や進級…3月に入り、新しい一年に向けて準備をはじめている方も多いのではないでしょうか? 新しい持ち物を揃えたり、生活リズムを見直したり、今回は新年度に向けて考えたいことのひとつ「子どもの朝ごはん」についてご紹介します。
一日のはじまりの活力となる朝ごはん。栄養バランスがとれたメニューを、時間通りに、しっかりと食べさせて…が理想ですが、子どもの朝食がスムーズに進む日は、ほぼないと言っていいでしょう。わが家の朝を思い起こしても「完璧!」という日はありません(笑)。
少しでも栄養と愛情のつまった朝ごはんを食べさせたいのが親心ですが、献立から見直してしまうと「野菜を食べさせなくちゃ!」「たんぱく質も取り入れて…」「食後のフルーツは…?」と、手間と時間を取られ、ただでさえ慌ただしい朝が一層バタバタしてしまいます。
大切なのは朝食のメニューをととのえることよりも、流れをととのえることです。
おにぎり、パン、シリアルなどメニューをパターン化しておくことで献立を考える時間、準備する時間を短縮できます。
新年度は大人も子どもも慣れない環境にあります。起きる時間をほんの少しだけ早め、時間の余裕をつくることで気持ちにも余裕が生まれます。起きて10分、ぼーっとしたり、朝の光を浴びたり、深呼吸するだけでもOKです。
朝食を食べないと、時間も迫り早く食べさせないと⋯と焦ってしまいますが、そういうときは無理に食べさせず「そんな日もあるさ♪」と割り切ること。1日単位では少なくても1週間単位なら案外帳尻が合っているもの。気になるときはバナナひと口、牛乳ひと口からすすめてみて。
毎朝のメニューを決めておくことで、考える時間を省けるのはもちろんですが、子どもの機嫌や体調の変化に気づきやすくなります。「いつもおにぎりを完食するのに今日は1口しか食べない」「大好きなヨーグルトに手をつけない」など定番化しておくことでその日のコンディションを知ることができます。
おすすめの定番朝ごはんをいくつかあげておくので参考にしてみてくださいね。
みそ汁はインスタントでも、昨夜の残りを温め直しても。温かい汁ものがあると安心感と満足感を得られます。
炭水化物+たんぱく質+果物のシンプルかつ理想的なメニュー。ヨーグルトの代わりにチーズや、余裕があるときはゆでたウインナーや卵料理に置きかえても。
3〜5歳ごろになると菓子パンやシリアル、冷凍食品など市販品を使う場面が増え、「手抜き」と感じたり、食品添加物が気になったりするかもしれませんが、頻度やバランスに気をつければ選択肢のひとつとして問題ありません。

ハムやソーセージなどの肉加工食品、冷凍食品を活用したいけれど、保存料や着色料、香料などの食品添加物が気になるときは原材料表示をチェック! 使われている量が多い順に並び「/」以降が食品添加物の表示なので、多すぎないか、聞いたことのないものが並びすぎていないかざっくりと確認を。合成着色料(赤色0号、青色0号)や人工甘味料などは避けるのが望ましいですが、「絶対ダメ」ではなく、頻度が高くならないように注意しましょう。
朝ごはんを食べない日があっても、市販品に頼る日があっても、子どもはちゃんと育っていくものです。
新年度は慣れないことが多く大人も子どももいつもよりエネルギーを使います。生活のリズムを急に変えたり、食事づくりをがんばりすぎてしまうと、長続きしないので、ぜひ3月のうちに自分ができそうなことをひとつからはじめてみてくださいね。
ママやパパたちの関心・興味があること×季節に寄り添ったテーマに沿って3カ月ごとに更新していきます。「こんなこと知りたい」「あんなこと気になる」などのリクエストも大募集!引き続きよろしくお願いします。
次回は6月中旬公開予定です。