kids-foodictionary

[ vol. 8 ] Jan 25.2024

子どものおやつのルール、
決めていますか?

新しい年となりました。遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。2024年最初のコラムのテーマは「おやつ」。子どもたちが楽しみにしているからこそ、選び方、食べさせ方のルールを決めてカラダもココロも満たされるおやつの時間にしましょう。

子どものおやつのルール、決めていますか?

子どもにとって「おやつ」は
第4の食事

幼児期はおやつにどんなものをどれだけあげていいのか悩ましいもの。可愛い声やしぐさでねだられると、つい負けてたくさん食べさせてしまう…なんてこともあるのではないでしょうか? 1歳半のわが子は隙あらばおやつの袋を持ってきて「あーけーてー♡」とおねだりしてきます。おやつはそれだけ子どもにとって魅力的な存在なのだと実感しているところです。

それはさておき本題…。おやつは大人にとっては嗜好品ですが、子どもにとっては「第4の食事」。子どもは胃が小さく3回の食事だけでは十分な栄養を摂ることができないのでおやつにはそれを補う役割があります。おやつはあくまでも“補食”なのでお菓子ではありません。3歳くらいまでは午前・午後に1回ずつ、4〜5歳は午後の1回に栄養補給できるものを選びましょう。
午前のおやつは、朝食と昼食の間の時間が短いので「水分補給」の時間として、牛乳や果汁100%のジュースまたはヨーグルトなど50kcal程度を目安に。午後のおやつはおにぎりや蒸しパン、クラッカー、ふかしいも、りんご、バナナなどの炭水化物またはビタミンたっぷりのフルーツがおすすめ。1歳半くらいまでは90kcal、1歳半〜3歳は100kcal、4〜5歳は150kcalの分量が目安です。

100kcalのおやつの例

※少量ずつ組み合わせても

  • 牛乳150ml
  • ヨーグルト150g
  • 小さなおにぎり 70g
  • バナナ1本
  • ふかしいも80g
  • ホットケーキ1/3枚
  • とうもろこし1/3本
  • クラッカー5枚

食べる時間と量を決めて、
楽しいおやつ時間を

朝昼夕の食事で摂りきれない栄養を補給するのがおやつですが、食べすぎて食事をとれなくなると本末転倒…食べる時間と回数(1日に1〜2回)、量(kcal)を決めましょう。
おやつと食事の間は2〜3時間あけ「3時のおやつ」というように午後は3時前後が理にかなっています。虫歯につながる“ダラダラ食べ”と、肥満の原因になる“ながら食べ”は禁物。市販のお菓子は高カロリーかつ添加物が含まれているものが多いのでなるべく避けたいところですが、簡単に準備できるメリットもあるので、与えるときは食品表示を確認し、保存料や着色料無添加、乳幼児向けのノンフライ、塩分糖分控えめのものを選びましょう。3歳ごろから大人が食べるような市販のお菓子を食べさせてもいいですが、楽しみとしてたまに与える程度にします。キャンディやチョコレート、ポテトチップス、スナック菓子などなど甘いものやジャンクなものは与えるのを躊躇したり、食べさせないと心に決めている方もいると思います。

チョコレートやキャンディの魅惑の甘さ、ポテトチップスのクセになる塩味は、一度知るとたくさん欲しがってしまい、食べ過ぎると味覚の発達にも影響が出てきます。私も「チョコレートは絶対に食べさせないぞ!」「おやつはふかしいもしかあげないぞ!」と肝に命じていたのですが…知恵がつき言葉が活発になってきた2歳半ごろから食べ物図鑑のお菓子のページを毎日眺めては「ポテチたべるー!」「これチョコレート?こんどたべてみたーい」と言うように…(ガーーーン)。何でも「ダメ!」にしてしまうと、余計に食べたい欲求が掻き立てられたり、おやつの時間がつまらなくなってしまうので、わが家ではルールを決めて市販のお菓子も少しずつ取り入れています。おやつは栄養補給であると同時に、食事とはちがう食材や彩り、香りを味わえる大切なもの。心の安らぎにもつながるので、食べるものや食べすぎに気をつけながらおやつの時間を楽しいひとときにしてくださいね。

おやつルール4か条

1. 1日1〜2回、決まった時間に

食事の間の午前10時、午後3時前後を目安に1〜2回。朝食前や夕食後のおやつは避けましょう。

2. 飲み物は牛乳か麦茶にする

おにぎりやふかしいもなどの炭水化物には牛乳(豆乳でも)でたんぱく質をプラス。ジュースを飲みたがるときは果汁100%を選び、甘くないクラッカーや無糖ヨーグルトを組み合わせて。

3. スナック菓子は食べる分だけお皿に

大きな袋ごと与えると好きなだけ食べてしまうので、カロリーを確認して小分けにするか、小袋タイプを選びましょう。ポテトチップスはできれば無塩やノンフライを。

4. チョコレートは個数やタイミングを約束

「チョコレートは特別な日に1個だけ」「お友だちと一緒に食べるときならOK」など、大人としてはあまり食べさせたくないお菓子は約束ごとを決めておきましょう。

子どものおやつのルール、決めていますか?
余談ですが、わが子たちは絶賛ラムネブーム(苦笑)。
ガチャガチャの玉に2粒ずつ入れて何かをがんばったときに1個という約束にしています…。

kids-foodictionary #09おやつ【おやつ】

子どもにとっては栄養を補給するための「補食」であり「第4の食事」。食事とはちがった楽しみもあり、心の安らぎにもつながる。時間と量を決めて食べさせることが大切。

次回は2月29日(木)公開予定です。

Profile

すだもえ
ライター、上級幼児食インストラクター。Webマガジンの執筆、食育ツールの企画編集をはじめ、料理・パン教室講師、フードコーディネーター経験をいかし食の分野を中心に活動。2児の母。日々子どもの食事づくりに奮闘中。
Instagram: @kids_foodictionay

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